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「自分たちの街は自分たちでつくる」街を愛する住民の気持ちが感じられる

レポート

住民によるまちおこしのお祭り/八尾市

「燈路まつり」で小1の息子が描いた燈火カップを見に行った。ほんのり燈火で浮かび上がる街並みは趣きがあってきれい。由緒あるお祭りではなく、古くからある街並みを活かして地域の魅力を発信しようと地域住民中心で6年前に始めた行事だそう。自分たちでお祭りを作り出し、継続しつつ進化させているような地域力の高い街は良いなと思う。
(44歳/八尾市)

人の輪を作ろうとする地域の取組み/京都市伏見区

買い物へ行く途中、春の蔵開きのチラシを貰った。新酒の季節なので振舞酒が行われる。このあたりは酒蔵が多く、使用されていない蔵はライブやイベント会場になり週末等は観光客で賑わう。人に楽しんで貰おう、人の輪を作ろうとする地域の取組みが活発で嬉しくなり、この街に住んでいてよかったと思う。
(41歳/京都市伏見区)

解説

  • ◆ 街おこしは、少し前までは行政任せの気持ちが強かったが、自らが参画し「自分たちの街は自分たちがつくる」気持ちへと変化してきている。自分たちの街を魅力ある街にしようとする、街を愛する気持ちで住民がつながっている。また、地域の人たちで作る祭りは、地域住民が力を合わせ、地域の特色を生かした、手作りっぽさに魅力がある。新しく街に住み始めた人とも垣根を作らず、人のつながりを大事にしているところに大きな祭りにはない温かみを感じる。
  • ◆ 地域の祭りは、子供達にとっても学校以外の人や違う世代の人と触れ合え、情操教育の場にもなる。子供達が祭りに参加し、街の活性化に努力する大人たちの姿を見ることで、「街を愛する気持ち」は、次世代に受け継がれていくと思われる。

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「街並み」の美しさを誇りに思い、
大切にする住民の一員になれる

レポート

素敵仕様になっていく京都市の景観/
京都市伏見区

大阪在住の友人に家の近所を案内した。寺田屋や酒蔵があり、週末は観光客で賑わう。京都市は景観保護のため派手な看板を掲げることを禁止、お馴染みのチェーン店も素敵仕様になっている。歯医者まで街並み景観と調和しているのを見つけて嬉しく感じ、この街に住んでいてよかったと思う。
(41歳/京都市伏見区)

皆で街のイメージを守っていくことに誇らしさを感じる/神戸市

神戸大丸前に立つと、懐かしさがこみあげてきた。震災で本館は建て替えられたが、神戸の旧居留地の建物をもとに設計されているので、新しい建物でも街に溶けこんでいて違和感がない。神戸のイメージを企業も大事にしようとする姿勢が感じられ、みんなで景観を守っていく、そんな誇らしい街に住みたいと思った。
(50歳/豊中市)

解説

  • ◆ 街に住む側の意識が変化してきており、「建物は個人」のものだが、「街並みは公共」のもの、街全体の価値や魅力が重んじられるようになってきた。また古いものを大切に思う心が再認識され、建物をリノベーションする良さも見直されてきている。自分の住む街を誇りに思い、個人の都合よりも街の価値を優先しようという人たちに共感し、ちょっとした憧れを抱いている。
  • ◆ 「街並みが守られている」イコール、同じような価値観、美意識を持った人たちが住んでいるよう気がして、将来的にもその景観を楽しみながら暮らせるだろうと想像している。また同時に街が荒れることなく治安もよい、安心感にもつながっている。街自体・街に住む人たち、ともに価値があり、「この街に住まう」ことのステータスを感じている。

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「主役は市民」受け手目線で
市民と温かく向き合う気持ちが感じられる

レポート

地元の温かみを感じるゴミステーションの看板/神戸市灘区

道を歩いているとゴミステーションの看板が目に飛び込んできた。『ワケトン』という神戸市のゴミのゆるキャラの目の部分を拡大させたポスターが貼ってある。このポスターはここでしか見たことがない。私のように通りすがりに見るだけでも、言葉での注意だけだと冷たさを感じるが、このポスターは『ワケトン』に見張られているようでユーモアを感じる。近所同士見守りあっているように思えて温かみを感じた。
(45歳/神戸市長田区)

近寄りがたい警察署も動物レリーフで温かいイメージに/芦屋市

義父の遺品で仕込み杖の刀身が見つかり、姑と処分するため、芦屋警察署まで向かった。警察署には事前に申し込んでいたものの、姑も私もドキドキしていた。エントランスに着くと、旧庁舎のミミズクのレリーフが見え、肩の力がほっと抜けていった。緊張していた気持ちがほぐれ、こんな公共の建物がある街っていいなと思った。
(50歳/豊中市)

解説

  • ◆ ゴミ捨てなどの街のルールも、文字だけの説明や「○○禁止」という言葉だけだと上から目線の冷たさを感じるが、受け手側の気持ちを考えた絶妙な表情のキャラクターだと、見張られている感もちょっとありながら、ユーモラスさ、優しさもあり、素直に受け入れることができる。そこには地元ならではの温かみもある。また、キャラクターを使うことで、子供にも分かりやすく、親しみやすい。小さい時からゴミの分別を自然と習慣づけることができる。
  • ◆ 警察署は、免許更新時などにしか行くことがなく、市民がちょっと入りにくいイメージがあるが、入口に動物レリーフやキャラクターなどがあると、緊張した気持ちもふっとほぐれる。市民との距離を縮め、寄り添おうとする気持ちを感じることができ、敷居も低くなる。

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「歩く人」にやさしい街で、「自分の足で歩けることの幸せ」を日々実感できる

レポート

歩道もメンテナンスしてくれる、歩く人にもやさしい街/八尾市

通勤や買い物で日々使う自宅近くの道路の歩道部分が補修されていた。2m位の幅だが半分を植樹が占めている。すれ違う時は植樹側によけることが多いが、木の周囲の土がへこみ、歩道の段差が大きくベビーカーや手押し車のお年寄りが歩きにくそうだった。歩道だけをわざわざ補修してくれるような、歩く人にやさしい街はいいなと思った。
(44歳/八尾市)

薄暗くても足元が明るく住みやすくなった街/門真市

仕事帰りに買い物をしていたら、日が暮れて雨もパラパラと降ってきた。雨の中自転車に荷物を積んで乗っていると、道が暗くてとても運転しづらいが、この場所に来た途端、青い光で足元の道路が見やすくほっとした。この場所は工場跡地で暗かったが、最近道が整備され明るくなり、住みやすくなった。
(56歳/守口市)

解説

  • ◆ 車道に比べて歩道の補修は後回しになりがちだったが、歩道部分だけの補修があると、行政が車中心の考え方から「歩く人」に目を向け、人に優しい街づくりになってきたとうれしく思う。
  • ◆ 夜間、道路のちょっとした段差や傾斜は見づらく危ない。歩く人の立場に立った、住宅街の歩道に埋め込まれた灯りは、足元を照らしてくれるので歩きやすい。
  • ◆ 「歩くこと」は人としての基本の動作。当たり前すぎて、若いうちはその大切さに気づかないが、年を重ねてくると、最終的には自分の足が頼りであり、「歩けることの大切さ」がわかってくる。中高年になると、健康のためにウォーキングをしたいと思い始める人も多く、街の「歩きやすさ」も住む街の価値の一つとなってきている。

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住民同士の「ゆるい助け合いシステム」で、気兼ねなく、暮らしの質を高められる

レポート

ゆるい助け合いで無理なく頼れるシステムはありがたい/大阪市北区

一人暮らし82歳の、幼なじみのお母さんは、大阪市北区の“まちともサービス”を利用して、掃除や病院への通院を手伝ってもらっている。「知っている人には頼みにくいし、業者さんに依頼するほどでもないことを同じ北区に住む人がサポートしてくれ、安いから気軽に利用しやすい。」とのこと。こんな無理のない助け合いシステムのあるこの街は暮らしやすいと思った。
(54歳/大阪市北区)

解説

  • ◆ 昔は近所同士「お互いさま」で済んでいたことも、今は何かしてもらったらお礼をするなど、近所付き合いも昔とは少しずつ変わってきている。特にサポートが必要な一人暮らしの高齢者は、普段気楽に暮らしているので、近所で親しくしている人に用事を頼むと、後々気を遣うことが負担でもあり、頼みたいこともついつい諦めてしまっている。一方、対価を支払って、サービスを受ける行為には抵抗がなくなってきている。気遣いの必要のない、安価で単発的に頼めるゆるい助け合いのシステムがあると、何でも頼みやすくなり、その方が楽で合理的だと考えている。
  • ◆ 地域で日常生活を助け合うシステムが成り立つ街は、サポートしてもらう側になるまでは、サポートする側に回る、助け合おうという気持ちのある人がたくさん住んでいる温かい街だと感じる。

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「集える場、役に立てる場がある」そんな街なら、年を重ねても希望が持てる

レポート

高齢者が集える催しを開く街/守口市

市の図書館に行ったら、無料で音楽会の催しが行われていて、お年寄りの方が結構多いのに気付いた。私の両親を見ていると、遠くに出掛けるのも困難になるし、友人も少なくなるという事も身を持って感じる。公共の場で人が集まり楽しくなる催しがあるというのは本当に有難い。私も老後は常連になると思うのでずっと続けてほしいと思った。
(56歳/守口市)

お年寄りが生き生きと活動できる、人の繋がりがある街/大阪市住吉区

「まっさん」の大ファンで「住吉・帝塚山エリアを巡る町歩きイベント」に参加した。案内は、住吉区役所のボランティアガイド養成講座の方だ。リタイアされた方々が生き生きと街中を案内してくださる姿に感動すら覚えた。年を重ねても誰かの役に立つような人の繋がりを作られているこの街に住んでみたい気がした。
(56歳/守口市)

解説

  • ◆ ミドル世代は両親が年を取っていく姿を見ている。年を取り、人と接しない生活をすることで老化が加速することもわかっているので、年をとっても人と関わりあえる、「集える場」があることに魅力を感じる。そして外に出たいという気持ち、新しい人間関係を築こうとする気持ちが失われてしまう前に、まずは「集える場」との出会いが必要だということを認識している。
  • ◆ シニア世代が地元のボランティア活動などで生き生きと楽しんでいる姿をミドル世代が見ると、自分の将来にも希望が持てる。年を重ねてもこのように自分が必要とされ、役に立てる場がある街なら年を取ってもいいことがある、生き生きとした暮らしが待っているように思える。

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