RESEARCH & CONSULTING

事例紹介

商品・サービス開発

キッチンおよび洗面所でのユーザー実態観察

顧客名パナソニック株式会社さま

調査対象ファミリー世帯層、団塊世代層計3世帯

実施時期各家庭1日午前中(4時間):起床してから朝の支度と家族を送り出してからの家事 午後(4時間):家族の帰宅、夕食の支度~後片付け

目的

一般家庭の日常生活の実態を捉え、発見された潜在ニーズを、新商品の企画・開発へ役立てる。

抱えていた問題点

「何気ない無駄や無理を省きもっと楽にもっと快適に」といったテーマの中で次年度以降の企画を検討していく上で、キッチン、洗面での場面でどの様な「何気ない無駄」「既存商品での無理」が発生しているのかを把握したい。

それに対し、実施した調査・ソリューション

各家庭のキッチン、洗面所に固定ビデオを設置、行動内容について観察・インタビューを実施。得られたファインディングについて分析を実施。収録ビデオは、何度も繰り返し見返しながら、「本人は意識していない無駄・無理な行動・体勢」を中心にファインディングを抽出。心理学や人間工学など科学的知見など用い分析した。その結果、キッチンで20個、洗面で11個の有効な発見が得られた。インタビューでは対象者の価値観の把握と、行動の背景・理由などを本人からインタビューし分析に必要な情報を補足収集。

実施企業・団体様の声

ファインディングの一例として、「キッチンでは振り返りが多い」「水道の蛇口の勢いを調整しない」・・・など、本人達が意識していない行動に、無駄や無理が生じている事が分かりました。これは、本人が意識していない何気ない普段の行動なので、インタビューやアンケートでは聞き出せない実態でした。また、意外な行動として、折角利便性を考えて設計した機能もユーザー達は使いこなさない現実やその科学的背景などがわかり、工学的、心理学的な解釈を商品設計に活かす事の重要さを改めて実感しました。現在、ファインディングを素材にしながら、次年度以降の商品を企画中です。