BLOG

ブログ

「組織・人材」の記事

「リフレーム」を実現するためのイノベーティブな人材を育成するには、ノウハウやスキルの習得は欠かせません。しかし、それらだけでは、リフレームの実現は困難であり、未知の場に飛び出し、発想を広げ、前向きに取り組み続けるための、「思い」や「哲学」(=マインドセット)が必要であると考えます。 では、リフレームに必要なのは、具体的にはどのようなマインドセットなので…

続きを読む

 前回までは、なにげない個人の行動が社会全体の変動に結びつく現象に注目してみた。今回は、個人が意図的に社会全体あるいは多数者の意見や態度を変えようとするとき、どのように行動することが効果的なのかについて考えてみたい。これは、社会のような大規模なものでなくても、所属する集団や職場を変えていこうとするリーダーとして行動するときにも参考になると考えられる。  …

続きを読む

行動観察の方法論から生まれた、気づき力の向上や、気づき情報の活用を支援する『社内限定SNSスマートフォンアプリ』です。   現場の事実・実態から得られた気づきを、御社専用のクラウド領域にストックするオリジナルスマートフォンアプリです。メンバー間での共有や、蓄積された気づき情報の分析により、改善/イノベーション創出のヒントを提供します。また、継続的にご利用…

続きを読む

 前回提起した問題意識は、チームスポーツや軍隊で優れた成果をあげているチームワークは、そのままメンバー1人ひとりの営業活動や事務業務が主体の職場にも効果的にフィットするのだろうか、ということであった。  例えば、自動車の販売営業会社の場合を考えてみよう。会社全体としての成果は、どれだけ自動車を販売して、利益をあげるのか、という点に集約される。非常に極端な…

続きを読む

 顧客に自社のブランドに価値と信頼を感じていただき、数あるブランドの中から、自社のブランドが迷いなく選び続けられることを目指す「ブランディング」に、多くの経営者やリーダーの方々が、日々取り組まれていることでしょう。今日は、最近の私が体験したことを共有しながら、そのためには何が大切なのか、ひとつの切り口から考えてみたいと思います。  約一週間前、土曜日〜月…

続きを読む

 ラグビーのワールドカップにおける日本代表チームの活躍は、改めて、チームになって戦うことの醍醐味を教えてくれたように思う。体格の違いもあって個対個の戦いでは劣勢を強いられる中で、チーム対チームの戦いになれば、様々な戦術が可能になることを体現した日本代表チームの戦いであった。  ただ、その戦術を実践するためには、技能と体力の強化に加えて、メンバー全員がひと…

続きを読む

 自律的に組織の集合知性を生み出すには、個々の成員が自己の職責や利益ばかりを気にする狭い視野を超えて、他の成員や部署の利益まで考える視野の広がりが重要な鍵を握ることを前回は考察してきた。では、どうすればメンバーの視野を広げることができるだろうか。この問いは、組織マネジメントにとって、古色蒼然としたものかもしれない。とはいえ解決は容易ではない。この課題を克…

続きを読む

 私は先日、某スポーツジムの無料見学会に行ってきました。若いころ(20代)は、競技スポーツとして長距離走をやっていたので、自分で言うのもなんですが、スマートな体でした。その後10年以上運動をさぼっていたところ、体重が増え、体がたるみ、さらに足腰を痛めることが多くなってきたため、「このままではいけない。何か運動をしよう。」と思ったのがきっかけです。  ジム…

続きを読む

 前回、組織を取り巻く環境の変動が、「サイロ化現象」を打破するひとつのきっかけになる可能性について述べた。その環境の変動は外圧と読み替えてもいいだろう。しかし、外圧を待つ受け身の姿勢では、自律的に集合知性を生み出すことは難しいようにも思われる。環境の変化や外圧に類するきっかけを自分たちで生み出すことはできないのだろうか。社会心理学的にこのことを考えてみる…

続きを読む

 前回、メンバーそれぞれが持っている知識や知恵を他のメンバーにも提供し合い、疑問があれば議論して、より的確な知識と知恵に練り上げる仕組みが整っていることが、集合知性が働くための鍵を握っていると指摘した。インターネットの世界を覗けば、むしろ人々が自己の持つ情報や知恵を惜しげもなく提供しあっていることを確認できる。確かにICT(information com…

続きを読む

 集団で話し合っても、たやすく「三人寄れば文殊の知恵」というわけにはいかず、創造的なアイディアはなかなか生まれにくいものである。また、権威ある専門家たちが話し合って愚かな決定をしてしまう「集団浅慮(groupthink)」と呼ばれる現象が起きてしまうことさえある(これらのことは本コラムの54回、55回で紹介した通りである)。集団で話し合って考えたからとい…

続きを読む

 組織がプロアクティブに活動していくために鍵を握る「ミッションの共有」とは、いかなる取り組みによって実現されるのか考えている。前回指摘したように、管理者が会議を開いてミッションを伝達するだけでは、必ずしもうまくいかない。メンバーは表層的には、その情報を理解したとしても、いざ、その情報を活用しようとする段階では生かし切れないもので、あくまでも以前から自分が…

続きを読む

 チームのミッションをメンバー全員で理解し共有することは、それほど難しいことではなさそうな感じがするかもしれない。皆で集まり、意見交換し、「このミッションの達成に向けて皆で力を合わせていこう」と合意すれば事足りるように思える。ところが、会議を開いて皆で決定しても、そこで話し合われた内容が、メンバー皆に共有されるとは限らないことが、社会心理学の実験によって…

続きを読む

 自らの目指す理想の自己像を明確にすることは、個人にとって、実現したい未来を現実のものにしてく足取りを確固たるものにするうえで重要である。それがプロアクティブ行動の基盤であることは前回述べた通りある。一人ひとりがプロアクティブに行動できることは、組織やチームにとっても望ましいことに違いない。しかしながら、個人の抱く理想の自己像は、個々に異なるのが当然だ。…

続きを読む

 前回、“プロアクティブ(proactive)”で あることの大切さを指摘して、プロアクティブであるためには、将来のあるべき姿を明確に自律的に思い描くことが鍵を握ることを論じた。ただ、失敗したり、 思いもよらない事態に直面したりする中で、過度に落ち込むことなく、レジリエンスを発揮して前進するには、もう一歩、次なるステップに踏み出す必要がある と書いた。そ…

続きを読む

 “プロアクティブ(proactive)“と書くと、人気の高い商品があるせいか、多くの人が真っ先にニキビ予防を連想するようだ。考えてみると、ニキビができないように、たとえ、できてもひどくならないように予防するのは、将来、起こるであろうことを想定し、対応を先取りして実践する行為である。ニキビができた後に、その現実に対応するのは、リアクティブ(reactiv…

続きを読む

 組織レベルのレジリエンスは、メンバー皆が相互作用しながら作り上げている全体的な心理的特性である。グループ・ダイナミックスを創始したレヴィン(Kurt Lewin)は、「複数の人間が集まって交流することによって、そこに『心理的場』が作り出される」と指摘したが、組織レジリエンスあるいはチーム・レジリエンスと表現される特性は、集団の「心理的場」に備わる様々な…

続きを読む

 先行きが不透明で、これまで通用してきた「成功の方程式」も「黄金律」も、なかなか期待するほどにはうまくいかないことが増えてきた。想定外のトラブルや失敗にがっかりして、気分が落ち込むことも少なくないと感じている人も多いだろう。ただ、そこで立ち止まってうずくまってしまったのでは、我々の未来は開けてこない。なんとかまた立ち直ろうと、誰もが気力を奮い立たせるもの…

続きを読む