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新サービスや自主調査結果、関連する学問領域のコラムなどを掲載しています。

 昔、企業でデザイン作業を行っていた時、レンダリングという製品の完成予想図を描いた。技術や営業の関係者にプレゼンを行い、デザイン決定を行うためである。プロとして完全なレンダリングを描かなければと思い、詳細に本物のように描いていた。そのほうが詳細に見えて関係者に理解してもらえるという意識があった。ある時、同僚が万年筆でサーと描いて手抜きのレンダリングを描い…

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 前回、「やらされ感」や「指示待ち」の態度から脱却して、前向きに仕事に取り組むには、職場を「作業の場」ではなく「学習の場」として認知するように成員のフレーミングをシフトさせることが重要な鍵を握ることについて紹介した。こうしたフレーミングのシフトは、失敗から学ぶことを大切にして、プロアクティブに仕事に取り組むことの促進につながると考えられるからである。では…

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 我々は通常、1日、3回、朝、昼、晩と食事をするので、お昼頃になると食事のことが気になり、そわそわしだす人がいる。別に、お腹が減っているわけでもないが、行くべしと自動的に行動を起こしているようである。江戸時代は1日2回しか食事をとっていないと昔、本で読んだことがある。健康には3回が良いのであろうが、人によっては回数にこだわらなくても良い場合があるだろう。…

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 組織の中間管理職の方々にお話をうかがう機会があるたびに、「やらされ感」で仕事に取り組んでいる部下が多いと嘆く声をよく耳にする。「指示待ち族」の多さを嘆く声も同様に聞こえてくる。受け身の姿勢で働く人の多さや増加を感じることは、管理職にとっては悩みの種のようである。  「やらされ感」の問題は、組織成員一人ひとりの職務に取り組むモチベーションの低下や精神的ス…

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 以前から気になっていたことであるが、スーパーやコンビニで売られているパックになっているキャベツなどの千切りの商品の水洗の表示である。ある商品は「洗わずそのまま食べられる 千切りキャベツ」と大きく表示されていた。更に、洗わずにそのまま食べられる秘訣をイラストで洗浄工程を示してあった。一方、別の商品では、表面には何も書かれておらず、裏面に小さい文字で、冷水…

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 今回は、組織において、人々がお互いにとって関連のある考えや感情について気兼ねなく発言できる「心理的安全(psychological safety)」は、どうすれば構築することができるか考えてみたい。ただ、その前に、そもそも心理的安全の構築を必要とする組織はどのくらいあるのだろうか。もしほとんどの組織で心理的安全が十分に確保されているというのであれば、そ…

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 何か問題点があると、通常行うのが対処療法的な方法である。ある問題点に対して、その解決案を考えてゆくという方法である。先日、ある学会の大会で発表を聞いていたら、対処療法的な方法と思われる内容であった。ある対策の組織を立ち上げるのに必要な要件を決める際、過去に係わった関係者に対するヒアリングデータ、過去のデータベースを基に組織を構築したという内容である。大…

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 前回まで、互いが自己の利益に執着し、異なる意見や価値観を排除しあってばかりでは、共貧社会を招きかねないことを社会心理学の研究知見に基づいて説明してきた。共存共栄の社会を築いていくためには、異なる意見や考え方の者同士でも、気兼ねなく自分の意見を主張しあえる多様な考え方が許容される環境が必要になる。これは、社会のような大規模なレベルだけでなく、職場や家庭と…

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 時計の本質は何であろうか?本質は時刻を表示し、的確にその情報をユーザに伝えることであろう。ファッション性に富んだ腕時計などでは、時刻表示よりむしろ、腕時計全体の豪華さなどの表現が主目的で、その手段として様々な素材を生かして豪華さを演出している。従って、すべて見易ければ良いという訳ではないが、時計の本質は時刻を的確にユーザに伝えることである。特に、鉄道駅…

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 前回、前々回と論じてきたように、自国中心主義の行き着くところは共貧社会である可能性が高い。このことは理屈ではわかっていることである。誰もが自分の利益だけを追求して利己的に振る舞えば、世の中は悲惨な状況に陥ることは、理を尽くして説明されるまでもなく、直感的にも推察できるところであろう。それゆえ、個人として行動する時、我々の心には、他者と協力しようとする動…

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 先日、ある展示会があり、大阪市交通局南港ポートタウン線のある駅で下車した。高架の駅に接続している円筒状の通路を通り、その端から階段で下の道路へ降りるというデザインになっていた。円筒状なので、通ると不思議な感覚が醸成されて、興味深い体験をさせてくれるのだが、たかだか10m程度である。この通路の本質は何かと考えると、通行人を安全に快適に移動させることであろ…

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 前回、自国第一主義を掲げて行動すれば、周辺国家も次々と自国第一主義で行動することを誘発して、結果的に意図せざる結果として共貧を招くことになりかねないことについて紹介した。これは由々しきことであり、何とか防がねばならないが、問題はそこだけにとどまるだろうか。  自国第一主義が世界的に隆盛してきた背景には様々な要因が挙げられているが、重要な要因のひとつに、…

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 アイディアの発想や思考をする際、以下の3つの方法がある。 ①観察したデータや関係する資料を収集して、帰納法的にまとめる方法。 ②ある事象に対し、観察者の持っている知識を基に仮説を推論する方法。 ③我々の生活に影響を与えている地下水脈のような潮流や様々な情報に基づいて、  事象を構造的に捉え、発想、思考する方法。  通常、よく行われている方法は①の方法で…

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 世界的には、自国第一主義が声高に叫ばれ、支持を集める傾向が強まっているといえるだろう。イギリスのEU離脱を決めた国民投票の結果、アメリカ大統領戦でのトランプ氏の勝利は、それを象徴する出来事といえる。オランダ下院選挙においても極右政党の自由党が第一党に躍進するのではないかと注目されていたが、こちらはそれほどの勢いを示す結果にはならなかった。とはいえ、今後…

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 世の中の様々な事象・ファッション・システムに影響を与えている潮流を探るにはどうしたらよいだろうか?あるいは潮流など無く、それらの動きは不規則なのだろうか?我々は現在起きている出来事に意味を見出すのが困難であり、時間が経過してその潮流に気が付く。困難というのは、我々は出来事を理解するには、それを見る潮流に基づくフレームが必要となるからである。現在起きてい…

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 ドラッグストアで風邪薬を買うと、ほぼ間違いなく「ポイントカードはお持ちですか?」とレジで尋ねられる。コンビニエンス・ストアやスーパーマーケット、書店やコーヒーショップ、航空会社等々、多種多様な小売業やサービス業で、購買金額に応じてポイント制度を取り入れるところが増えている。多くの場合、1ポイント当たり特定の金額(例えば1円)に換算され、一定数のポイント…

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「きざしレポート」とは  生活者をとりまく外部環境の変化や、市場のトレンドに着目しテーマを設定。リサーチャーがテーマ周辺の事実(fact)を読み解き、そこに見え隠れする仮説を市場の「兆し」として捉えます。今回のテーマは「団塊世代の兆し」。業界の枠を超えた新たな市場機会発見やビジネス課題設定のヒントとして、ぜひご活用ください。 テーマ設定の背景  現在70…

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 システムやサービスの骨組み(フレームワーク)を構造的視点から構築する方法を述べたい。まず、そのシステムなりサービスの方向を示す必要がある。その方向を定めた後、その構成内容を検討する。 (1)方向を決める  方向を決めるのは、目的、目標を定めることである。当然、目的、目標はそのシステムやサービスを運用する組織の理念の中に包含される。 1)目的  5W1H…

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 正月休みが明けて出勤してくると思い出すのが、もう14~15年も前のことになろうか、新年早々、架空請求のメールに悩まされたことだ。「あなたはアダルトサイトを閲覧したのに料金を支払っていない。今すぐ、未払い分の6万円(程度であったと記憶している)を振込で支払え」という内容のメールであった。非常に不愉快で、どのように対応したものか困惑したものだった。  その…

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 今まで構造の見方を述べてきたが、今回はシンプルな法則から構造的に見る見方を紹介する。ユング心理学で著名な河合隼雄先生の著書で紹介されてあった「ふたつよいこと さてないものよ」という法則である。ひとつよいことがあると、ひとつわるいことがあるという内容である。  例えば、学生が教師に叱られるとか、ビジネスマンが上司から叱られるなどという悪いことの裏には良い…

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